解体現場から発生するコンクリート塊は年間約30百万トンであり、その多くが路盤材として舗装道路の基礎部材として再利用されているが、舗装道路需要の低下に伴い過剰在庫となりつつある。その一方、再生骨材としてコンクリートに再利用されているのは年間0.1百万トンに過ぎず、今後はサーキュラーエコノミーの促進と、CO2を吸収固定させたうえでの再利用等の高付加価値化に期待が寄せられている。