産業廃棄物再利用

Ready-mixed & Returned Concrete Solution Association

 産業廃棄物の再利用においてセメント業界全体で10%強を担っている

セメント業界における廃棄物・副産物使用量(1.000トン)

 種類発生場所用途20152016201720182019
 石炭灰 火力発電所原料、混合剤7,6007,5977,7507,6817,593
高炉スラグ製鉄所原料、混合剤7,3017,4347,3987,8527,430
汚泥・スラッジ下水処理場・化学工場等原料2,9333,0523,2553,2673,091
副産石こう火力発電所等原料(添加材) 2,2252,1492,1792,2292,091
燃えがらごみ焼却場原料1,4421,5341,524  1,5301,554 
建設発生土建設現場原料2,2781,850 1,8231,531 1,214 
廃プラスチック各種工場等熱エネルギー576623643 718 746 
非鉄鋼滓精錬所原料722757795 811 740 
窯木くず建設現場等熱エネルギー705642 543 517 450
製鋼スラグ製鉄所原料395405 374387  441
鋳物砂鋳物工場原料429409446 455 407 
廃油製油所等熱エネルギー293324314335322
廃白土食品工場原料、熱エネルギー311287287264260
再生油製油所等熱エネルギー179195209223236
ガラスくず等工場等原料129141130152165
廃タイヤ自動車整備工場原料、熱エネルギー5769637065
肉骨粉飼料工場原料、熱エネルギー5757596063
RDF/RPF 熱エネルギー3735374046
その他383437502461508
合計  28,05227,99728,33228,58327,422
セメント生産量  59,07459,11460,20260,07457,978
セメントに占める割合  47.547.447.147.647.3

データ:2020年版セメントハンドブック・セメント業界における廃棄物・使用量により

産業廃棄物の処理の流れ(2016年度)(1.000トン)

産業廃棄物の再利用においてセメント業界全体で10%強を担っている
データ:環境省「産業廃棄物排出・処理状況調査報告書」より

 セメントプラントから排出されるCO2は日本全体の1.5%を占める

日本国内産業別CO2排出量 (1,000トン)

  2013年2014年2015年2016年2017年2018年
カテゴリー団体名排出量%排出量%排出量%排出量%排出量%排出量%
産業部門日本鉄鋼連盟(実排出量)194,43015.2191,93015.4 184,27015.2 182,79015.3 181,29015.3177,44015.2 
日本化学工業協会63,7905.062,8405.0 61,4805.1 59,8305.0 60,360 5.158,7005.0
日本製紙連合会18,7501.518,0701.4 17,8201.5 18,0001.5 17,840 1.517,3901.5 
電気・電子温暖化対策連絡会12,9701.013,360 1.1 13,500  1.114,0501.2  14,4401.2  13,3801.1
セメント協会18,0601.4 17,7501.4 17,180 1.4 16,960 1.4  17,3201.5  16,9101.5 
日本自動車工業会・
日本自動車車体工業会
7,4700.6 7,1600.6  6,6600.6 6,760 0.6 6,660  0.66,310 0.5 
日本自動車部品工業会7,7100.6 7,4500.6 6,890 0.6  7,0000.6 7,000 0.6 6,860 0.6
日本鉱業協会4,4900.34,410 0.4 4,050 0.3 3,690 0.3 3,620  0.33,410 0.3 
日本建設業連合会4,1100.34,380 0.4  4,3100.4 4,210 0.4 4,120 0.3 4,290 0.4 
住宅生産団体連合会2,6000.22,400 0.2  2,3900.2 2,420 0.2 2,280 0.2  2,1100.2 
石灰製造工業会2,4600.2 2,460 0.2 2,2300.2 2,250 0.2  2,2700.2 2,240 0.2 
その他16,2841.315,853 1.315,358 1.3 15,207 1.3  14,797 1.214,1421.2 
工業プロセスからの排出44,6203.544,290  3.542,400  3.542,390 3.6 42,720  3.6 42,290 3.6
補正5200.0 4800.0 420 0.0  3800.0 350 0.0  3000.0 
産業部門 合計398,26431.0392,83331.4  378,95831.3 375,93731.5 375,06731.6365,772  31.4
エネルギー転換部門 合計536,670 41.8510,710 40.9  484,75040.1  472,81039.6 451,57038.0409,370 35.2
業務部門 合計 23,2001.8 22,4701.8  20,8801.7 19,170 1.6  17,5501.5 16,470 1.4
運輸部門 合計132,760 10.3 132,56010.6  131,24010.8  132,23011.1  134,25011.3112,830 9.7 
その他 合計192,056 15.0 190,73715.3  194,06216.0  193,07316.2 209,053 17.6  259,73822.3 
日本 合計1,282,950 100.01,249,310 100.0 1,209,890  100.01,193,220 100.0  1,187,490100.0 1,164,180 100.0

データ1:2020年3月7日付け、「経団連低炭素社会実行計画、2019年度フォローアップ結果総括」より
データ2:日本合計はGLOBAL NOTEより

もっとCCUS(二酸化炭素回収・利用・貯蔵)の技術を活用してCO2削減に貢献出来ないであろうか?